億り人の成功ストーリーと投資術
資産2.8億円を築いた兼業投資家の誕生
リーマンショックやコロナショックといった金融危機の中で資産を着実に築いている個人投資家がいます。
その中でも「24万株氏」は、コツコツと投資を続けてきた結果、現在では資産が2.8億円に達するまで成長しました。
彼の成功の根底には、一体どのような投資哲学があったのでしょうか?
投資のきっかけはリーマンショック!?
大学生の頃、彼は奨学金を利用して株式投資を検討していました。
しかし、決断を下す前にリーマンショックが発生。
この状況を機に、1ドルが80円台まで円高が進み、彼はアメリカ株への投資が絶好のチャンスであると確信します。
実際にApple株を購入し、自身の愛用製品に裏打ちされた信頼も大きな要因です。
このように、市場の動きと自身の好きな事柄を重ね合わせて投資を行う姿勢がとても素晴らしいと感じます。
MVNOに注目し、日本通信の株購入へ
近年、キャリアショップでの不満を解消し、さらに海外での使い勝手に注目した彼は、「MVNO」というビジネスモデルにたどり着きました。
日本通信がこの領域で唯一のプレイヤーであることを知り、投資意欲がかき立てられました。
2012年から2013年にかけて、彼は24万株を購入。
金額にして約1500万円の投資をしたのです。
その勘所を押さえる姿勢に、多くの人が共感するのではないでしょうか。
小さな会社への投資がカギ
彼が心掛けていた投資戦略の一つが、「時価総額100億円以下の小さな会社への投資」です。
これにより、資産を10倍、20倍にする可能性を見出しました。
もちろん、リスクも伴いますが、リスクを取ることで大きなリターンを得るというその考え方は、確かに多くの投資家が追い求めるものです。
まさに、「現金はゴミ。
1日でも早く投資しなさい」という信念が具現化された結果と言えるでしょう。
逆境を乗り越える投資術
一時は6000万円まで資産が減少する苦難も経験しましたが、彼はその時期を乗り越え、2024年には約2億5000万円まで見事に回復しています。
この過程で何を学んだのか、どのようなマイルールを持っているのかは、今後の投資家たちの参考になるでしょう。
たとえ厳しい状況になったとしても、柔軟に対応し続ける姿勢が、成功への道を拓くのかもしれません。
このように、24万株氏のストーリーは、幾多の困難を敢えて乗り越え、時には失敗を糧にしながら、確かな成功を手に入れたものです。
投資の世界での経験談やマイルールには、他の投資家にも多くの示唆を与えるものがあるでしょう。
これから投資を始めようとしている方も、彼のような先駆者から学ぶことは多いと感じます。