カリスマ個人投資家が語る投資の醍醐味
桐谷広人さんとテスタさんという、まさに株式投資界のカリスマ二人が、2024年前半の市場について熱く語り合う対談が公開されました。
この二人は、億を稼ぐスゴ腕投資家とはいえ、その投資スタイルはまったくの対照的です。
桐谷さんは主に高利回りの優待株に投資し、約1200銘柄に分散して資産を増やす“農耕型投資”を行っています。
一方でテスタさんは、長年の経験からリスクを抑えた中長期投資にシフトしており、その結果として彼の累計利益はなんと100億円を超えたというから驚きです。
2024年前半の市場を振り返る
桐谷さんは、日経平均株価が早々に4万円を超えたことが印象的だったと語りました。
当初は年内に4万円を超えるとは思っていなかったようで、これは本当に想定外だったとか。
しかし、急激な上昇に伴う含み益の増加に対して利食いが遅れたことに少しの後悔を覚えています。
対照的にテスタさんは、年度初めに行ったポジション取りが功を奏し、含み益はなんと10億円を超えたとのこと。
二人の視点の違いが、投資に対するアプローチのユニークさを生み出しているのです。
投資手法の違いとそれぞれの成功
桐谷さんは、株価が割安なものや高利回りの優待株を“種をまく”ように買っていくスタイルで、着実に資産を増やしていくのが特徴です。
このアプローチにより、安定した成長を見込むことができるとのことで、投資における「楽しさ」も重要視しています。
対するテスタさんは、デイトレから脱却し、現在は中長期の視点で投資をしています。
高配当株群に進出し、年間約1億5000万円もの配当を得ているそうです。
じっくりコツコツと資産を育てる、そんな姿勢が共感を呼ぶ理由でもあります。
株式投資の夢と教育の重要性
テスタさんの発言には、夢を持って株式投資に臨むことの重要性が強調されていました。
彼は自身の成功を“通過点”と位置づけ、今後も投資を続けていくつもりだそうです。
また、新NISAが始まることで新たに投資を始める人たちが増えることが期待されており、それらの初心者にも自分なりの“勝ちパターン”を見つけることを勧めています。
桐谷さんも、株式投資の楽しさを広めるべく活動を続けており、彼らの対談を通じて得られる知見は投資初心者にとって非常に貴重と言えるでしょう。
最後に、投資の魅力とは?
この対談を通じて、私たちが実感するのは、投資の世界にはさまざまなアプローチが存在し、それぞれに魅力があるということです。
桐谷さんのように優待株を通じて安定的に運用するのも一つの方法であり、テスタさんのように中長期でリターンを追求するのもまた魅力的です。
これから株式投資に挑戦する方々にとって、両者のアプローチを学び、自分に合ったスタイルを見つける手助けとなることでしょう。
投資の世界は本当に無限の可能性を秘めていますので、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。