浅井満知子さんとの対談を通じて感じたこと
ビジネスパーソンとしての成長のきっかけ
浅井満知子さんが代表取締役社長を務める翻訳会社エイアンドピープルは、特に英文IR(投資家向け情報)に注力しています。日本株の外国人保有比率が3割を超える今、海外投資家に正しく情報を伝えることがいかに重要か、深く実感できます。
浅井さん自身も、驚きの営業職への配属やIT業界での経験を通じて、スキルを磨いてきたことが伺え、まさに洗練されたビジネスパーソンへの道を歩んでこられたのですね。
楽しく成長する仕事の姿勢
驚くべきことに、最初はタイピングのスキルさえもおぼつかなかった浅井さんが、2ヶ月で大量のユーザー登録ハガキを整理・入力完了させた話は、まさに努力を惜しまない姿勢の象徴です。「タイピングが速くなるのが楽しかった」と語る姿からは、仕事への情熱や誠実さが伝わってきます。
どんな状況でも楽しむ心を持っている姿勢は、私たちも見習うべきですね。
新たなチャレンジとその決意
浅井さんは、母体となるIT業界での経験を生かして翻訳業界にチャレンジする決意をされたわけですが、この過程で感じた不安や成長もありました。「もっと優秀な人がいる」と言われた面接で「成果を出す意識は他人より強い」と言い切る自信が、浅井さん自身の実力と魅力を引き立てています。
多様な経験を経ての起業は、まさに新しい事業に賭ける強い意志の証です。
エイアンドピープルの特色と未来
エイアンドピープルは、「プレインイングリッシュ」を取り入れた翻訳を行っていることが特徴です。冗漫な日本語を嫌う外国人投資家のため、より理解しやすい言語に保つことの重要性は、これからの企業にとって必須になるでしょう。
代表としての浅井さんは、女性が主力で活躍できる企業を目指し、壁を少しずつ乗り越えようとしている姿も印象的です。
このような文化を持つ会社が増えることを願っています。
感動を生む関わりの力
今回のインタビューを通じて感じたのは、浅井さんのエネルギーが周囲にも良い影響を与えているということです。入社を希望した際の熱い思いと、自身のスキルを磨く努力の積み重ねが、彼女を成功へ導いてきました。
この姿勢は私たちもお手本にしたいものであり、未来の企業経営においても重要な要素だと感じました。
これまでの道のりを振り返ると同時に、多くの人にとっての目標や支えになっていることでしょう。