2億円投資家kenmoさんの投資哲学と大暴落の教訓
成功と失敗が交錯する投資の世界
個人投資家kenmoさん(X:@kenmokenmo)は、20代後半から始めた株式投資で、僅か5年で資産1億円を突破し、現在は2億円以上の資産を運用しています。
そんな彼が、最近の市場の激変とその影響について語っています。
彼の投資のスタイルや、チャレンジの中で学んだ教訓は、多くの投資家にとって参考になることでしょう。
大暴落を生き抜くための冷静な判断
最近、日本市場が史上最大の下げ幅を記録する大暴落がありました。
この暴落に対してkenmoさんは、「やばいぞ、やばいぞ」と、瞬時に売りが売りを呼ぶ展開があったと分析しています。
彼自身も無傷とは言えず、ある程度のダメージを受けましたが、その中でも彼の「リスク管理が甘かった」という自己反省が印象的です。
新NISAの参入で市場が浮かれていた中、冷静さを保つことの重要性を痛感したことでしょう。
高みの見物からの早期撤退
kenmoさんは決算シーズンを経て、トレンドの変化を敏感に感じ取り、リスクに対する備えをしていました。
しかし、実際の相場はそれ以上の厳しさが待っていたのです。
彼自身も「冷静な判断が必要」と振り返り、過去の経験が役立ったと語ります。
特に2020年のコロナ・ショックから学んだ「思考停止に陥らないこと」が、彼の安定した投資スタイルを支えています。
ポートフォリオの見直しと投資スタイルの進化
投資家としての成長は、ただ利益を上げることだけではありません。
kenmoさんは、去年サラリーマンを辞めてIRの仕事を始め、新たな視点を得ています。
企業の社長やCFOの話を聴く中で、熱意に感化されて多くの銘柄を打診買いしてしまった経験を持ち、その結果、ポートフォリオが散らかりすぎたと反省しています。
彼は、保有銘柄数を半分に整理し、冷静さを保つための断捨離が有効であったと語ります。
市場の良し悪しに流されない投資家へ
投資の世界は日々変化し、全体の相場が好調でも冷静な判断力が求められます。
kenmoさんは「相場全体が良いと、ついつい思考停止に陥ってしまう」と警鐘を鳴らしています。
彼の体験は、私たちすべての投資家にとって、責任ある行動と堅実な戦略の大切さを教えてくれます。
今回の大暴落を経験し、kenmoさんはさらに進化した投資家としての道を歩むでしょう。