ワールドビジネスサテライト
令和５年6月14日放送 テレビ東京佐々木明子 原田亮介 角谷暁子 藤井由依
株主総会の舞台裏: 企業の未来を左右する提案と採決日本企業の株主総会が活発化しています。
トヨタ自動車をはじめとする多くの企業で、重要な人事案や株主提案が諮られ、賛否が対立する場面が見られました。
持続可能な経営への動き気候変動対策を巡る株主提案や経営陣の入れ替え要求など、企業の持続可能な発展を目指す動きが目立ちます。
特に、トヨタ自動車の株主提案や採決は18年ぶりの出来事であり、企業の方針に対する株主の声が強く反映される機会となりました。
コーポレートガバナンスの課題一方で、株主総会における採決方法の変更や買収防衛策の導入など、企業統治のあり方についての議論も表面化しています。
これらの動きは、資本主義の基盤や日本の上場企業のコーポレートガバナンスの後退を懸念する声もあります。
村上氏の提案と反響特に注目を集めたのが、村上氏が率いる資産運用会社がコスモエ ネルギーHDに対する提案です。
これに対する企業側の反応や、買収防衛策の導入など、企業経営における様々な立場が対立する中で、企業の将来を左右する意思決定がなされています。
