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モーサテ アメリカインフレ再燃、株式市場の調整は避けられない?金利上昇の影響を分析

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アメリカ インフレ再燃を警戒 株式市場は調整色を強めるか

ミシガン大学消費者信頼感指数の確定値

5月のミシガン大学消費者信頼感指数の確定値が発表されました。ニッセイ基礎研究所の井出真吾さんは、スタジオで以下のように解説しました。
「速報値から1.7ポイント上方修正されたものの、前月から8ポイントほど悪化して69.1となりました。70を割れるのは去年12月以来、約5カ月ぶりです。この急低下の主な要因は、1年後の予想インフレ率が3.2%から3.3%に上昇したことです。消費者がインフレ再燃を警戒している様子が見られます。」

FRB高官の発言と金利見通し

井出さんはまた、FRB連邦準備制度理事会)のウォラー理事が講演で金融政策や金利見通しについて直接的に言及しなかったことにも触れました。
「ウォラー理事は『今後中立金利が上昇する可能性がある』と述べており、これは利下げをしなくても実質利下げと同じような効果が出てくる可能性を示唆していると解釈できます。さらに、製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想よりも強かったことも重なり、米国金利は上昇しました。」

PCEデフレーターの注目度

今後の注目点として、井出さんは金曜日に発表されるPCE(個人消費支出)デフレーターに言及しました。これはFRBが重視するインフレ指標です。
「インフレ再燃が懸念されると、株式市場は調整色を強めるおそれもあります。」

株式市場の動向とインフレ懸念

5月のミシガン大学消費者信頼感指数やFRB高官の発言、そして製造業PMIの強さが市場に与える影響を考慮すると、アメリカの株式市場は今後調整色を強める可能性があります。特にPCEデフレーターの発表が市場の反応に大きな影響を与えるでしょう。