5月の消費者信頼感指数が上方修正、労働市場への懸念が浮上
24日、消費者心理に関する最新のデータが発表されました。
ミシガン大学消費者信頼感指数
5月のミシガン大学消費者信頼感指数の確定値は69.1で、速報値の67.4から1.7ポイント上方修正されました。しかし、この数値は依然として去年12月以降で最も低い水準にあります。
消費者の懸念
調査を担当した専門家によると、消費者は特に労働市場に対して懸念を抱いているとのことです。失業率の上昇と所得の伸びの鈍化を予想していることが明らかになっています。
期待インフレ率
さらに、1年先の期待インフレ率は確定値で3.3%に下方修正されました。このことは、消費者が今後の物価上昇をそれほど強く予想していないことを示しています。