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日経平均寄与度ランキング(大引け):東エレクとファーストリテイリングが大幅反落、日経平均を押し下げ

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日経平均寄与度ランキング(大引け):大幅に4日ぶり反落、東エレクやファーストリテが主要銘柄で大きく下落

7月12日の日本株式市場では、日経平均が大幅に反落し、4日ぶりの下落となりました。終値は前日比1033.34円安(-2.45%)の41190.68円で取引を終えました。特に東京エレクトロン(東エレク)とファーストリテイリング(ファーストリテ)が日経平均を大きく押し下げる要因となりました。

米国市場の影響

CPI発表と市場の反応

11日の米国株式市場では、消費者物価指数(CPI)の発表を受け、インフレ鈍化が進んでいる証拠として利下げ期待が高まりました。しかし、ダウ平均が小幅に上昇した一方、ナスダックは大幅に下落しました。特にハイテク株が利益確定売りの対象となり、終日軟調に推移しました。

日本市場への影響

ナスダックの急落や為替の円高加速が東京市場にも波及し、売り優勢で取引が開始されました。特に、値がさ半導体株の急落や先物市場での225先物売りが日経平均の下げ幅を拡大させました。プライム市場の銘柄の約6割は上昇したものの、日経平均は大幅下落し、1000円超の下げ幅となりました。

日経平均構成銘柄の騰落数

12日時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり159銘柄、変わらず1銘柄となりました。以下に、値上がり上位銘柄と値下がり上位銘柄を詳しく紹介します。

値上がり上位銘柄

コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
9843 ニトリHD 17330 750 12.26
8830 住友不動産 5086 190 6.21
6098 リクルートHD 9499 58 5.69
8801 三井不動産 1537 44 4.32
7832 バンナムHD 3255 37 3.63
6645 オムロン 5864 103 3.37
6506 安川電機 5729 96 3.14

値下がり上位銘柄

コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
8035 東エレク 35700 -2350 -230.47
9983 ファーストリテ 43010 -2190 -214.78
9984 ソフトバンクG 11395 -525 -102.98
6857 アドバンテスト 6460 -381 -99.64
6146 ディスコ 62530 -6010 -39.29

市場の動向と今後の展望

米国市場の影響と為替の動向

米国市場でのナスダックの急落や円高の進行が、日本市場の大幅な下落の原因となりました。特に、ハイテク株が利益確定売りに押され、先物主導で日経平均が大きく下落しました。主要な指数構成銘柄であるファーストリテイリングソフトバンクグループも売りに押されました。

セクターローテーションと投資家の動向

志田さんは、ニューヨーク市場でのセクターローテーションが日本市場にも影響を与えると見ています。特に、4月以降の上昇が先物主導で進んできたため、日経平均の乱高下が懸念されます。売りが収まった後に、日本株についてもセクターローテーションの動きが注目されるでしょう。

EPSとPERの視点から見る日経平均

志田さんは、日経平均の株価をEPS(1株当たり利益)とPER(株価収益率)に分解して考え、今期のEPSがアナリスト予想でも上振れを想定していることから、PER12.5倍の水準が維持されると仮定すれば、年末から期末にかけて日経平均は43,000円台後半が期待されると述べています。

まとめ

今日の日経平均は、ナスダックの急落や円高の進行を受けて大幅に反落しました。特に東エレクやファーストリテイリング日経平均を大きく押し下げる要因となりました。今後の市場動向としては、セクターローテーションやEPSとPERの視点からの分析が重要となります。短期的には波乱の展開が予想されますが、長期的には上昇基調が続く可能性が高いです。